やっと完成しました。
「Webデータベースシステム」って?
2010年の5月に告知してからはや1年。最初の構想からはのべ3年ぐらいかかってしまいました。細かい部分の調整と仕様の決定に苦労しましたが、何とか完成です。
このままの名前で販売するかどうかは検討中ですが、テンプレート形式にしてパッケージ化し、販売を開始します。
主な仕様は
(1)商品管理のデータベース(JANコード表示を含む)
(2)上記(1)のデータからのカタログ作成(自動組版)と、そのためのIllustratorのテンプレート(Macのみです)
(3)同じく、上記(1)のデータから、PHPによるWeb公開とホームページのテンプレート一式
お客様によって当然、(1)のみとか、(1)+(2)とかのパターンを選べるようにしました。
このシステムのメリットは、
- 商品データを一元管理して、そのデータから直接 Illustrator の版下データの作成ができる。・・・データベース側で入力データをきちんと管理していれば、版下データで、商品名や品番、価格等の見直しが必要ありません。
- データベースはFilemakerを使用していますので、既存のシステムからCSV経由などでデータを取り込めば、細かいカスタマイズや変更にも柔軟に対応できます。またインターネット越しにデータの入力や管理も可能ですから、本店と支店や営業所間などでの情報の共有も簡単です。
- 版下作成のための写真データも合わせて管理し、写真データのリネームなども自動で行います。
- JANコードも標準で装備し、CD(チェックデジット)は自動計算されてシンボルとして表示します。
自動組版はMacのみで動作します。
「Macでしか動かないんですか?」っていうところはよく聞かれるところなんですが…
この部分は10年来の自動組版の実績がある提携先の仕様です。ファイルメーカーからOSレベルで別のアプリケーションを制御するためには、現状ではMacが最適なのでそうされたそうです。
自動組版自体はMacしか稼働しませんが、ファイルメーカーでの商品データの入力はもちろん、Win,Macどちらでも可能です。できあがった版下データは Illustrator のデータですから、ソフトのバージョンとフォントの環境を合わせておけば、データ自体は再編集が可能です。
自動組版の部分は専用機で行う、という観点でとらえていただければ幸いです。
以前にも書きましたが、(マシンのスペックにもよりますが)千点程度の商品データの組版なら数時間で終わってしまいます。
アナログ作業で商品カタログを作るならどんなに手の早いオペレータでも、数時間で作成できる提携ページは数ページ・数十点の商品カタログです。(もっと早い人がいるかもしれませんが、私は見たことが無いです)
作成後に商品名や品番の見直しをしなければなりませんし、本来そういう作業はデザイナーやオペレータの仕事ではないような気もします。
パソコンでできる部分はそれにまかせることで、空いた時間をそれ以外の仕事に回せば効率も上がるでしょう。
PDFファイルでの出力していますので、Webや他の印刷物への転用も容易です。(PDFファイル以外の出力もオプションで対応可能です)
PHPによるWeb公開
これはとっても難しい。またまた上記の提携先にだっこにおんぶ、です。「じゃお前、なにをやったの?」って突っ込まれることは多々ありますが、それはちょっと置いておいて。
商品検索と一覧表示、詳細表示をファイルメーカー+PHPで実行されますが、それ以外のページ、例えば、TOPページや会社案内、お問い合わせなどの提携ページは通常のHTMLファイル(とcssファイル)をテンプレートとして用意してありますので、ホームページの編集ソフトがあれば自由に編集が可能です。
ファイルメーカーとの連携の利点は、なんといっても在庫管理でしょうか?
商品発送時の伝票処理などと連動させておけば、伝票を発行した時点で商品在庫数を引き落とし、Webページの商品在庫を自動的に更新してくれます。(ただしこの方法では、受注から商品発送時までのタイムラグが発生しますので、お客様への事前の告知が必要です)
在庫以外の商品情報、例えば商品の販売金額の変更や、仕様やコメント、検索用のキーワードの設定などはリアルタイムに反映できます。
ということを色々やってきたのですが、
FileMaker GO
という新しいツールが出たので、PHPによるWeb公開以外の選択肢もできました。このツールだと特にバーコードを使用した在庫管理や棚卸管理が容易になります。
iPhoneやiPadなどに商品情報を持ち出してお客様へプレゼンしたり、客先から自社のサーバーへアクセスして見積や商品情報を参照したり、Bluetoothのバーコードリーダを使用したりすることも可能となりました。
当社ではiPhoneやiPadの専用ケースも企画しましたので、企業のロゴ入りやオリジナルのケースなどもご提供できます。
開発事例に詳細を公開いたしました。ご興味のある方は問い合わせフォームよりご連絡下さい。
2011年8月16日 修正
谷口真悟




